あれこれ不妊治療を受けていると、どうしても、排卵しにくくなったり、ホルモン剤の投与がだんだん増えたり、身体がどんどんしんどくなって疲れてしまうことがよくあるようですね。
こんなときは、事情がゆるすのなら、鍼灸治療を始めるのと同時に、少し西洋医学的な不妊治療はお休みしてみたらと思います。
そして、鍼灸で身体を整えながら、次の挑戦への作戦を立てましょう。
ホルモン剤などの投与を受けずに、身体を充分休めて、鍼灸でたてなおしていると、「あと2,3ヶ月して妊娠しなかったら、また体外受精に挑戦しましょうかねえ」などと話している途中に、ポンと妊娠することもあります(でも、過剰な期待はダメですよ)。こんなときは、おもわず、体外受精代が助かった~などと言ってしまいますねえ(^^;)。
のんびり休むときに、鍼灸治療はいいのではと思います。
このとき、のんびり休むというのは、だいたい半年ほどを目安にしていいのではないかと私は思います。
半年ほどして、それでもダメなときは、再度挑戦してみてくださいね。きっと以前よりもだいぶ薬の反応などもよくなっているはずですし、負担も軽いと思います。
こうのとりは、なぜか不思議な鳥で、こんなに綺麗な基礎体温、しっかりとした排卵という方でも、ご縁がない方がいらっしゃいます。こんなときは、あまり時間を無駄にせず、西洋医学的な不妊治療に踏み切るときだと思います。
よい病院、しっかりした先生をみつけて、信頼してお願いすることにしましょうね。くれぐれも、漫然とした治療(ホルモン剤の長期投与など)で、時間と身体のむだ遣いをしないようにと思います。