2007年6月20日 山下湘南夢クリニック
「不妊と鍼灸治療」講演記録
最後に
私のhpに、「赤ちゃんと出会うための14年の旅」というというご本人と一緒に書かせていただいた
エピソードがあります。
この方、20代前半から妊娠したいと病院選びされ、30代からIVF-ET。このときには、卵管に戻すIVF-ETとか、
着床によいとされる子宮内膜掻爬、沢山の薬剤を使っての誘発をおこなっていました。
35歳の時に、休憩だということでうちの治療院にいらっしゃいました。
少し休憩して私の治療院でお身体作りをされる時間をとったのち、その方は「じゃあ行ってみるか」とklcに
いかれました。一回目は受精せず。そして2回目の採卵で胚盤胞が3つ凍結。ものすごく喜んでいらっしゃいましたが、
全部ダメ。
ここでご本人から「やめる宣言」が出ました。私も、それまでの長い長い不妊治療歴を
存じておりましたから、やはり無理なのかと思いました。
そして、それから2ヶ月後klcの待合室から
「やっぱり始めた、鍼灸の予約を」というメールが入り、鍼灸治療とIVF-ETを平行して進みました。
そして、このとき、この方にとっては初めて「あまり良くない卵」「胚盤胞でも小さい」などの状況で
ご本人は「もうどうせダメ」という状況でした。
それなのに、いままで戻したどんな卵よりも条件が悪かった卵なのに、無事に着床、妊娠。
そしてご出産となりました。
それまでの、16回に渡るIVF-ETでほとんどかすりもせずの状況から一点、妊娠、出産へと
いたるみちになったのです。元気な赤ちゃんをご出産され、いたずら坊やを私にもみせに
来てくださいました。うれしい限りです。
不妊治療をしていると、「よい卵、グレードの高い受精卵」を目指すことにはなります。
それが妊娠への道にもつながりますものね。
でも、私は「運命の卵」と出会うことが一番なんだなとこの方の妊娠を通じて
強く思いました。
良い卵は確かに、運命の卵である可能性は高いのでしょう。
グレードの高い卵ですんなり妊娠、出産された方も沢山存じ上げています。
でも、困難な状況の中、運命の卵と出会い、ご出産された方の背中も沢山みてきました。
あなたにとっての、運命の卵との出会いをお祈りしています
はじめに
ご挨拶、自己紹介
初診のテーマ
不妊治療に鍼灸は効くのか?
私と不妊の出会い
東洋医学で考える妊娠
ご自身でできる身体作り
身体作りには、東洋医学的診立てが必要です
最後に
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